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脱炭素社会実現へ向けた環境プロジェクトの取組みで、2030年を目標に2013年比温室効果ガス排出量を50%削減!

ニュースサムネイル_酒井化学

合成樹脂製品の総合メーカー 酒井化学工業は、包装資材や製品保護材として様々な産業の流通システムの中で環境負荷への配慮を行ってきましたが、更なる環境対応に努めるため環境プロジェクトを立ち上げ、グループ全体で脱炭素社会実現へ向けた「6つのエコ」に取り組むこととしました。取り組みでは、具体的な目的及び目標を6項目に細分化し「6つのエコ」とし、お客様にとっての指針となる温室効果ガス排出削減量をCO₂換算して数値化しています。対象は、合成樹脂を原材料とするポリエチレンフィルム、発泡ポリエチレンシート、気泡緩衝材、プラスチックダンボールのプラスチック製品としています。 今後は使用済み製品の再資源化にも取り組む計画で、使用済み製品の回収についてはお客様や自治体などと連携も図りながら「6つのエコ」を推進し、循環型社会形成の実現にむけて一助を担えればとしています。

■環境プロジェクト取組みの背景

環境プロジェクトは2021年10月にスタートしました。メンバーは社長、営業本部長、製造本部長、および開発部、品質保証グループ、購買部、デザイン部の責任者から構成されています。資源の有効活用と温室効果ガス排出削減に繋げる事を目的とした活動で、「酒井化学グループ6つのエコ」と題し、リデュース、リユース、リサイクル、バイオマス、省エネ、物流効率の6カテゴリーを設定。リサイクルで悩むお客様には、リサイクル原料で製造する「ミナエコシリーズ」を提案するなど、用途に適した製品をご案内できるよう、よりスピードアップするためのプロジェクトとなっています。

■プロジェクトの主な成果  

1. 気泡緩衝材(ミナパック) リサイクル原料を使用したミナエコ80という製品を通販向けに上市したことがあげられます。製品が排出する温室効果ガス量について従来製品との比較数値を示すなど使用効果を分かりやすく提示することでお客様のニーズに対応する事ができました。

2. プラスチックダンボール(ミナダン) リサイクル原料を三層構造の中間層に入れた製品を上市することで、お客様の所で使用済みとなったミナダンをリサイクル原料として再利用したミナエコ60を販売するという循環型のモデルが開始されました。

3. 片面ダンボールとミナパックのラミネート品 カラーが不ぞろいなため産業廃棄物として出されていた気泡緩衝材を使うことで石油由来成分のリデュースができました。


こうした成果は酒井化学工業のみならず、お客様および取引先との新たな関係を構築する事により実現できています。今後ともこうした関係をさらに強化し脱炭素社会実現、さらには持続可能な循環型社会形成に向けての活動として継続することとしています。