ふむふむラボ
物流倉庫や引越し作業、資材の保管などで欠かせない「ストレッチフィルム」。
「どれも同じに見えるけれど、どれを選べばいいの?」「巻いても荷崩れしてしまう……」とお悩みではありませんか?
ストレッチフィルムは、適切な厚みを選び、正しいコツを掴んで巻くことで、その真価を発揮します。
酒井化学工業の物流現場でも、荷物の安全を守るために日々活用されている必須アイテムです。
この記事では、現場で一般的に使われる17μ(ミクロン)のフィルムを中心に、失敗しない選び方や、荷崩れを防ぐプロの巻き方を解説します。
大切な荷物を安全に届けるための梱包術を一緒に見ていきましょう。

梱包作業の効率化や資材選びでお困りではありませんか?
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ストレッチフィルムとは、ポリ袋などと同じポリエチレンを主原料とした、伸縮性のある梱包用フィルムのことです。
ストレッチフィルムの役割は、荷物を固定して荷崩れを防ぐだけではありません。
フィルムで周囲を覆うことで、配送中や保管時の「雨濡れ」や「ホコリの付着」を防ぐことができます。
また、透明度が高いため、中身を確認しながら保護できるのも大きなメリットです。
このフィルムには「自己粘着性」と「伸縮性」があります。
引き伸ばしながら巻き付けることで、フィルムが元の形に戻ろうとする力(収縮力)が働き、荷物を強力に締め付けて固定します。
テープのように糊(のり)を使っていないため、荷物を汚さずに梱包できるのが特徴です。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 固定力 | 収縮力によって荷物を一体化させる |
| 保護力 | ホコリ、湿気、汚れから荷物を守る |
| 透明性 | 梱包後も伝票や中身が確認できる |
| 非粘着 | 糊残りがなく、剥がしやすい |
ストレッチフィルムには様々な厚みがありますが、用途に合わせた選択が重要です。
一般的な物流現場で最も多く使われているのが「17μ(ミクロン)」という厚みです。
酒井化学の物流現場でも、この17μをメインに使用しています。
薄すぎず、かつ引き伸ばした際の強度が安定しているため、軽量物からある程度の重量物まで幅広くカバーできる「バランスの良い厚み」と言えます。
作業の規模に合わせてタイプを使い分けることで、フィルムの無駄遣いを防ぎ、効率的に作業を進められます。
| 種類 | 主な用途 | メリット |
|---|---|---|
| 手巻き用(大巻) | パレット積みの荷崩れ防止 | 広範囲を一気にカバーできる |
| ハンディタイプ | 小包、段ボールの結束、長尺物 | 片手で扱え、細かい作業に最適 |
ただぐるぐる巻くだけでは、輸送中の振動で荷物が崩れてしまうことがあります。
荷崩れ防止の最大のポイントは「角」の処理です。
酒井化学の現場でも実践していることですが、パレットの角の部分ではフィルムを何重にも重ねて巻くように意識しています。
角をしっかり固めることで、フィルム全体の張力が維持され、荷物が左右に振れるのを防ぎます。
重心を安定させるため、パレットの下部は特に念入りに(3周〜5周程度)巻きます。
逆に上部は少し軽めに巻くことで、全体のフィルム使用量を抑えつつ、安定感を損なわない梱包が可能です。
ストレッチフィルムの作業は、腰をかがめたり力を入れたりと、意外と体力を消耗するものです。
弊社は化学メーカーとして多くの製品を出荷していますが、お客様の手元に届くまでが製品の品質だと考えています。
そのため、適切な資材選びと正しい巻き方による「荷崩れゼロ」の追求は、物流における誠実さの表れでもあります。
現場の作業効率と安全性のバランスを考えた梱包を、常に心がけています。
ストレッチフィルムは、厚み、サイズ、そして巻き方のコツを押さえるだけで、輸送の安全性が劇的に向上します。
まずは標準的な17μのフィルムを使いこなし、「角を厚めに巻く」というプロのテクニックをぜひ取り入れてみてください。
梱包作業の見直しが、現場のトラブル防止とコスト削減への第一歩となります。
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